◆1999.9.11

★秋の空

 ネタがないとき、出かけないときはベランダからよく空の写真を撮ります。こんな街中で見る空も季節とともに千変万化していきます。
 夏の入道雲が激しく沸きたっていたついこのあいだがウソのように、すっかり秋の夕暮れの似合う今日このごろといったところです。午後7時ともなれば夕闇が包み、虫の音が残された草叢から響き渡ります。頬をつたう初秋の風がふと孤独感を誘い出してきます。
 ガラにもなくロマンチックにさせるのは、この秋の空のせいかもしれません。


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