◆1999.11.13

★中華街スケッチ

 久しぶりに横浜中華街に昼ごはんを食べに行きました。MM21に客足を取られ気味とはいえ、やはり、そこは歴史のある南京街、昼どきともなれば大通りには人があふれていきます。関帝廟の入り口は、記念撮影をする観光客が入れ替わり立ち替わりで忙しそう。


昼食をしたのは、「小湖」という比較的小さなお店で、日替わりのランチメニューを2種類を頼みました。「水筍焼肉」(豚バラ肉とメンマの醤油煮込み)、「乾焼蝦仁」(芝エビのチリソース煮)。ここは上海料理とのことで、油っこさが少なく控え目な日本人好みの味になっていて、特にエビチリは、うまい。デザートに甘さも香りもしつこくない杏仁豆腐がよかったです。レジのママさんは話好きで、料理の仕方を丁寧に教えてくれます。平日は、600円のランチですが、土日は観光客用に1000円。平日は、常連のたまり場だとか。

大通りにある「有昌」、ここは焼豚をはじめ、鶏、豚の耳、胃袋、豚足などの食材を売っています。焼豚がおいしいので買ってきました。店頭で女将さんが丸い分厚いまな板(というより切り株)の上で注文の分量を中華包丁で、バッサバッサと切り分けていきます。

横浜の中華街は、いつ来ても、ミステリアスなものを持っていて、新しい発見があり、驚かせてくれるものがあります。裏通りの目立たないところでも知る人ぞ知るシュウマイの店があったり、何十年もやっているかと思えば、新しく進出してくる店もあります。また、すぐ来たくなってしまう、そんな街です。


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