◆2010.3.21

★強風一過
 
 昨夜の荒れ狂う強風と雨には驚かされました。先日の鶴岡八幡宮の大銀杏が倒れたとき以上のような気がします。今日の午前中もかなり吹いていましたが、夕べほどではありません。ちょうどお彼岸の中日ということもあり、同じ市内にある実家の墓参りに行ってきました。墓石が夕べの風雨で汚れており、少しばかりきれいにしておきました。
 午後は、散歩ついでの泉の森で撮影をほんのちょっと。強風の影響で、コブシの木が一本、倒れてしまっていました。やはり、生き物である木がこんなふうに傷ついてしまうのは、何とも痛々しい限りです。天候は不順ながらも、着実に春のメインイベント、桜の開花に近づいていますね。早咲きの桜もちらほら点々と咲いてはいますが、やはり、ソメイヨシノが一斉に咲く姿を見たいものです。(EOS 5D)
 
 マグロの話の続きを書く必要がありますね。ワシントン条約締約国会議で予想に反し、大西洋・地中海クロマグロの国際取引を禁じるべきだとういうモナコ提案は、圧倒的反対多数で否決されました。赤松農林水産大臣がやたら喜んでいる様子が放映されていました。日本の飲み屋でモナコ提案否決を喜ぶ人たちがマグロの寿司と酒で乾杯している様子も。確かに問題のある提案ではありましたが、反対した国は、中国やアフリカなど新興国あるいは発展途上国ばかりで、その中にひとり「先進国日本」が混じっているという構図です。日本を除いた国々は、先のコペンハーゲンのCOP15で地球温暖化防止のための先進国提案に反対した国々と重なります。日本という国は、地球を守りたいのか、自分の国の権益だけを守りたいのか、その首尾一貫した考えや立場が見えてきません。25%のCO2削減を言う鳩山首相とクロマグロ禁輸否決に酔う赤松農水大臣は、日本政府の矛盾に何も違和感を感じないのでしょうか。いずれにしても、そう遠くない将来に日本はどの国からも信頼されない卑怯な国になってしまうことは間違いなさそうです。

直径1センチメートルほどのサッカーボールのような実
何の実かは調べていません

いつも歩かないところでこんな木を発見
根がむき出しになっている
よく、昨日の強風で倒れなかったものだ

道の反対側にも
崖の瀬戸際で踏ん張っている感じ

こちらは強風で倒れてしまったコブシ
花を咲かせたままの姿が痛々しい

ほかのコブシはしっかりと立っていて、花を賑やかに咲かせている

タンポポが一輪花を咲かせていた
春はまもなく全力疾走を始める!


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