◆2010.8.23

★踊るひまわり
 
 昨日、いたずらに撮ったズーミング撮影のひまわりが気に入りましたので、今日は、もう少しパターンを増やして撮影してきました。えーっと、撮影方法を改めて言いますと、三脚に70−200mmの三脚座付きのズームレンズを設置し、フィルターにND8を追加装着します。だいたい画面の中心にひとつのひまわりをセットさせます。絞りは最大に絞ります(このレンズの場合はF32)。200mmの位置で中心のひまわりが画面いっぱいになる距離にカメラをセットします。シャッター速度は、そのときの天候によるのでしょうが、今回は、ISO100で、0.3秒から0.5秒で撮影しました。そして、撮影するときですが、ズームアウト(この場合70mm)した位置から撮影を始めます。今回の5枚目のように単純に放射状に光が広がる効果は、シャッターを押した瞬間にズームリングを回転させ、200mmの位置まで動かします。比較的ズームリングは早く動かすと放射がきれいに出ます。ま、こんなくだらないことも経験が必要ですね。そして、今日は「ひねり」を加えることを思いつきました。三脚座付きのレンズなので、三脚を固定したまま、カメラをその位置で回転させることができますよね。つまり、中心画面の位置が変わらずに回転できるこの機能を利用して、撮影時にズームリングを回転させながら、カメラも回転させるのです。すると、渦を巻いたような効果が得られます。
 今日は風が強く、中心のひまわりがじっとしていなかったので、ブレも含め、わけのわからぬ複雑な模様になっています。こんなカットに400コマほど費やしました。でも、このくだらなさが好きなんですねぇ。画像処理ソフトのフォトショップのフィルター効果を駆使すれば、似たような画像は作成できるでしょうが、生撮りの方がはるかに楽しいものです。この撮影方法、ちょっと応用ができそうなので、今後、街撮影にも利用してみるかもしれません。(EOS 5D)

左45度ぐらいに回転させた

これはアップから入るズームアウトで回転させた

中心のひまわりが風で中心から左にずれた
回転はあまりしていない

これは風で揺れるのと、三脚が華奢なので、大きくブレが加わっている

これは通常のズームインの回転なし
均一の速度でズームリングを回転させると放射がきれいに出る

これも風で揺れている
思うように写らないのがいい


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