◆2010.10.7

北の丸公園周辺

 今日は竹橋の東京国立近代美術館に「上村松園展」を見に行ってきました。中学生のころだったか、いっとき切手収集していたのですが、「序の舞」という上村松園の日本画を記念切手にしたのがあって、ずっと印象に残っていました。今日はその原画を間近で見ることができ、また、松園の画業のすごさを体感し、とてもよいものを見た思いです。また、この近代美術館は、学生のころ常設展も含め何度も訪れたことがあり、懐かしさもありました。
 しかし、美術館にはよく通ったのですが、周辺の北の丸公園などにはまったく行ったことがなく、仕事を辞めてから行くようになったのです。今日は、昼食後に、北の丸公園から東御苑までをざっと歩いてみました。皇居の石垣や門にとても惹かれますね。巨大で迫力があり、しかも緻密に造られており、当時の江戸城の雰囲気を実感できます。また、機会あるごとに歩いてみたいと思います。(EOS 5D)

東京国立近代美術館
多くの人が行列して上村松園展の入場券を求めていた

お濠沿いに歩いてみる
石垣の上を首都高が跨いでいる

清水門の第一門から外を見る
ここからは北の丸公園だ

ちょっと離れて見る
江戸城の門はたいてい二重になって、これは第一門の高麗門というそうだ

そして左手にある第二門が渡櫓門というメインの立派な門だ

この清水門は周囲を含め、江戸時代の雰囲気をそのまま残している
タイムスリップしたような味わいがある

東御苑に入ったところ
東御苑には何箇所か入り口があって、ここは北桔橋(きたはねばし)門

入り口のすぐ近くに天守台がある
天守閣は何度か焼失し、新たにこの天守台が築かれたが、天守閣は建設されなかった

天守台から苑内を見る

彼岸花と石垣
作業員らしき人が軽々と石垣を登っていった

二の丸雑木林
武蔵野の面影を残したいという昭和天皇の発意によるものだそうだ

帰りは平川門から出て帰路についた
空はすっかり秋の空であった


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