◆2011.8.9

★梅干し
 
 すっかりホームページの更新も滞り気味です。豪雨、猛暑、足の痛み、気力減退(^^;などで出不精になっています。撮影は気力、体力が充実したときに集中して撮ることにしましょう。今のところは、だましだましで体の調子に合わせて活動するしかありません。
 さて、年中行事の梅干しです。今日、ようやく干すことができました。一昨年はお盆のころに干していたので、それよりは早いのですが、梅を赤じそできれいに染めるには時間をかけた方がベターです。今シーズンは、こちらでは天候不順により近郊の南高梅が不作で値段が高くなると予想されたため、和歌山県の梅生産地から直接通販で取り寄せることにしました。今回は15キログラムです。
 相変わらず、すっぱい、しょっぱい、昔ながらの梅干し作りを目指しています。通常市販されているものは、水洗いされ塩分がかなり抜かれており、まして、その上に調味料や蜂蜜で味付けされた梅干しが出回っていますが、私に言わせれば、「そんなの梅干しでもなんでもない!」ということになります。健康志向のご時世なので、減塩は当然なのでしょうが、梅干しとしての保存性や殺菌効果を持つには私の方法が時代遅れでもベストなはずです。だから、自分で作れる限りは毎年作ることにしているのです。
 今回取り寄せた南高梅は大粒の良質な梅で、生産者が梅干しに適した時期に収穫、発送し、我が家へは6月末に到着しました。竹串で残っているヘタを取り除き、塩分20%で漬け込み、1週間ほどして、赤じそを投入、2週間ほどして別の樽に移し変え、梅たちの上下の位置を入れ替えます。そうすることにより、赤じそがよく染まるのです。そして、三日三晩干せる日を気象情報をにらみながら待ちます。やっとのことで、今日がその初日となりました。あとは、夜に雷雨に合わないことを祈るのみです。
 今回の梅干しの出来は、梅が上質なのと、長時間漬け込んだのとがほどよく相俟って、極めて上々な出来となりました。肉が柔らかく、表面に光沢があり、染まり具合が抜群です。仮に売り物になるとしたら、一粒数百円になると思いますよ。ちょっと、言い過ぎ・・・(^o^)(EOS 5D)

ベランダに洗濯物と同居しているので、足の踏み場がなくなる

3L、4L級の大粒がほとんどです

初日に干したときの、このテリ具合で質の良さがわかる


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