◆2013.4.9

★不穏な空
 
 いつものことだと言ってしまえば、それまでですが、今日の我が家の上空の様子です。たびたび執拗にこの姿を紹介します。自宅のベランダからこんな米軍機が容易に撮影できてしまう環境がどのようなものか、想像していただきたいと思うわけです。先月、岩国でオスプレイの訓練が行われ、周辺地域で目撃されたとき、仲井真沖縄県知事が「オスプレイの訓練の実態が(本土の人たちに)少しはおわかりいただけるのではないか。街の真ん中の普天間を中心にして毎日のように動き回っとるんですよ。」と述べた気持ちが痛いほど理解できます。日本国民が本当に北朝鮮や中国、ロシアからの軍事的脅威を感じ、これに対抗する配備をすべきだと確信しているなら、沖縄や厚木の負担軽減を積極的に進め、自分の街にも訓練を招致すべきでしょう。もし、ご自分の街での訓練が嫌なら沖縄に3年間とか移住してほしいですね。でなければ、日本独自で守らねばならなくなるので、自分の街にだけは来ないでなどという、そんな自分勝手を言ってられなくなります。日本からこんな軍事施設などきれいさっぱりなくなってほしいのが夢ですが、現実的には永久に無理な話でしょう。であれば、受益者負担は当たり前であり、国民平等にこの基地や軍事訓練を受け入れてもらうのは義務であるはずです。明日にでも北朝鮮からミサイルが飛んでくるかもしれないとき、日本のこの不穏な空のもとで、もっと現実を国民全員で共有してもらいたいものです。(EOS 7D)






[INDEX]