◆２０１４．４．２
★大山と桜
　
　神奈川県には大山（おおやま）という昔からの信仰の山があり、現代においても観光客や大山参りの人々で賑わっています。今日はそんな大山を身近に感じられる場所からまだ満開半歩手前の桜を求めてみました。厚木市の玉川付近から七沢、伊勢原市の日向薬師に向かっていきます。いつもの通院のルート、プラス・アルファなんです。今日は午後２時からの予約でしたので、午前の早い時間に検査と受付を済ませ、撮影に出かけるという次第。この桜の時期の晴れ間は貴重なので、何とか時間を確保したいものです。
　人工密集地の大和市に比べれば、すかすかのこの地域の桜のある風景は一挙にローカル色豊かになり、桜は自然の中に溶け込んでいきます。もちろんほとんどの桜は人が植えたものなので、意図的に配置されてはいますが、建造物もあるものの周囲の風景と相俟ってすとんと納まった雰囲気になります。
　桜の撮影は難しいのですが、今日は通院もあって、「プチ・遠くへ行きたい」のような感覚で桜を捉えてみました。あとどのくらい撮るか、撮れるかわかりませんが、晴れ間のある限り、散った花びらがそこにある限り追いかけてみましょう。（EOS 5D3）

厚木市玉川から大山を望む
 
何かの会社の庭木の桜が立派だった
 
玉川を少し上流に行った
 
神社の鳥居、農家、田んぼ、大山、青空、そして桜
 
古い造りの酒屋の庭に眩いばかりに桜は咲いていた
 
山肌を背景に

さて、ここは日向薬師に近い川のせせらぎ

近くの「日陰道」という散策路を歩いてみた
短い割に狭く悪路で、風雨で散らばった杉の枝や葉が散乱して歩きにくかった
ふと視界が開けると、山に点在する桜の花がほっとでき、愛おしく思われた

桜の一種と思われるが

当たり前のように緑の多い風景がいい

日向薬師さんには行かなかったが麓の白髯神社には行く

咲いて散り　心惑わす　桜かな

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