2016年02月26日

春の陽射し

 いつもの公園です。かなり久しぶりの撮影となりました。今日は青空が広がり、春らしい気分を少し味わえるようでした。ただ、天候や私の複数の通院でこの間、撮影の時間がありませんでした。加えて、右膝の痛みが本格化してきています。人工股関節の手術をした病院で定期的に股関節以外に膝も診てもらっているのですが、すでに人工膝関節の手術をしてもおかしくないほど悪化しているようです。だんだん歩ける距離が短くなっており、年内には実行することになると思います。痛みに耐えるのに慣れているせいか、他の人より鈍感にできているようです。横浜や鎌倉、ましてや東京方面への遠征は当分できそうにありません。少なくとももっと暖かくなって、痛みが和らいでくるのを待つしかありません。風呂場やトイレのリフォームをする必要もあります。少しでも歩ける範囲で写真は撮っていたいと思う日々であります。(EOS 5D3)

 アメリカでは大統領選挙に向けての各党の候補者選びが始まっている。共和党のトランプ氏が圧倒的に強いようだ。「イスラム教徒の入国禁止」とか「メキシコ国境に壁を」など過激でセンセーショナルな発言が現在の多くのアメリカ人に共感をもたらしている。こんな人間がアメリカ大統領になれるのか。共和党の候補に選ばれることだけでも、信じられない状況だ。アメリカはリーマンショック以後、経済はやや立て直してきたが、格差は拡大する一方だ。アメリカンドリームは超金持ちと超貧乏人しか生まなかった。そして、理性や知性が後退し、感情や怒りが台頭してくるようになった社会では、戦争を引き起こす土壌が生まれてくる。感情をぶつける相手は何でもいい。そこにいっときの快楽を求めて、覚せい剤を打ち続けることになるのだろう。アメリカに限らず、今、全世界がそんな負の連鎖に陥ろうとしているようだ。
 一方で日本の政党政治もなかなか成熟しないものだ。民主党と維新の党が新党を立ち上げることで合意した。政策は後付で取りあえず、数合わせしましょう、という党利党略だ。民主党は3年間の政権時代に何ひとつ根本的な政策を国民に見せることができなかったし、下野しても何をやりたい党なのか、ずっと不明なままの政党である。その党が他党を吸収しても何も変化は期待できない。憲法、原発、外交、経済をいったいどのように考えているのかを即座に示す必要がある。おそらく何もまとまらないはずである。自民党は議席は減らすだろうが、政権を維持し続けるのは間違いない。二大政党制は日本では根付かなったとしか言えないだろう。226で反応する世代は我々が最後かもしれない。政党政治が終わった日を象徴するクーデターが日本にかつてあった。そして、現在の日本も実質的な政党政治は終わったと言ってもいい状況かもしれないのだ。

梅にメジロと思って、待っても来ず
シジュウカラがしきりに飛んでくる

背景に紅梅が咲いている

空高く旅客機が飛んでいた

早咲きの桜、カンザクラがやや萎れ加減で咲いていた

コサギが川の上の樹に止まっていた

ほどよい陽射しに猫も心地よく散歩していた

春陽射し 浴びても痛む 我の脚