2016年10月26日

秋の贈り物

 今日の秋晴れの空の下では、午前の公園を散歩してみたかった。自分ひとりで車を運転して、市内の引地台公園まで行ってみた。杖とコンデジを手に持ち、公園内を少しだけ歩く。このところ、右膝をかばう左膝が少し痛むので、無理はしない。
 先日、妻に連れて行ってもらったとき、公園は、まだ、緑が濃かった気がするが、今日はすっかり晩秋の装いとなっていた。夕べ降った雨が湿り気を帯び、しっとりしながらも、午前中の太陽を浴びた木々たちの輝きが美しかった。園内には、紅葉し始めたカツラの木が何本かあった。そこでは夕べの雨で散った色づいた葉に水滴が付き、見事な宝石の玉を創りあげていた。こういう、宝物、贈り物を見つけられるから、いつもの公園に何度でも行ってみたくなる。四季折々の変化がまだ残されているうちは、小さな散歩旅でも、印象深い出会いはきっとあるはずだから。(PowerShot S100)

色づいたカツラの葉に宝石のような水滴が付いていた

久々の抜けるような青空だ

私の桜の標準木もすっかり紅葉が進んでいた

引地台球場の周辺を散歩する

小さな池に青空を映している

カツラの木はまだ黄色が主であった

ここにも雨粒の宝石があった

ここにも・・・

雫落ち 宝石となす 色もみじ