2017年03月22日

桜まもなく

 WBCで日本がアメリカに負けたのを確認して、久々に一眼レフを持って撮影に出かけた。昨日、東京では桜(ソメイヨシノ)の開花宣言がされたので、地元の「私の標本木」はどんな状況か、見たくなったのだ。結論を言えば、もう少し先であろう、ということだ。東京の桜の標本木は靖国神社にある。今、右関係が熱くなっているので、全国に先駆け、靖国神社の桜がその熱に浮かされて、いち早く開花したのかもしれない(笑)。
 庶民には縁遠い国家レベルのレベルの低い話はスルーして、本格的な春が待ち遠しい桜の開花を話題にしよう(笑)。この歳にもなると1年の月日などというものは、瞬く間の時間の経過であり、記憶にある出来事が3年前なのか、4年前なのか、頭の中には整理されていない。親が亡くなった年も何年前だったか、即座に答えることすら不可能だ。私はこうして「でじかめ・ダイアリー」と称して割と私事を記録しているので、これを基に記憶を整理させることができている。逆にこのダイアリーがなければ、私のリアルの記憶は不正確このうえない。肝心なことは常に今であり、過去は参考程度のことだから、多少の年月日が違っても、この私の人生に大きな影響はない。忘れたことは調べればいい。その仕方だけを忘れなければいい。
 あくまで個人レベルはそれでいいが、国家が物忘れが激しくては大いに困る。まして本当のことを隠されては国民は信じるものを失ってしまう。どんなに悪いことであろうと、少数の意見であろうと、正確に記憶されなければいけない。誰かがよく言うセリフにあるが「それは歴史が証明すること」であり、そのためには証拠となるものはすべて残すしかない。そのときの判断で取捨選択してはいけない。国民が国家から監視される日常ではなく、国民が国家を監視する日常でなくてはならない。当たり前のことができなくなりつつあるこの不自由な日本を心底、憂えている。話がまたそれたので桜の話題を以下の写真でしていこう。(EOS 5D3)

大和市の引地台公園
南側の入り口に来るのは久しぶり

私の桜の標本木
パッと見、咲いていない

よく見るとまさに開きかけのつぼみがある
5輪ほど開けば、開花宣言だ

ハクモクレンが優雅に咲いている

引地台公園の球場脇にあるいつものドカベンと里中智の像が気に入っている

園内の小川も水が温み始めたようだ

コブシも咲き始めている

タンポポもだ

このコブシはピンク色だ

つぼみがはじけそう

ハナニラはいたるところに咲いている

ここからは厚木基地北側の公園付近
気分はちょっとメランコリック
スズメが一羽

畑の保護ビニールシートが目に入った

相鉄線の電線に止まるハト

相鉄線の立ち入り禁止の場所にこんなものが投げ込まれていた

柵の向こうの菜の花
桜の開花を待つ日々だ

桜咲き 人酔い砕け 寒き風