2017年09月13日

すみだ北斎美術館

 要な功績を残した世界の人物100人」で唯一日本人として紹介されているのが、葛飾北斎だ。HOKUSAIが日本のみならず、世界の芸術家たちに影響を与え続けてきたことの偉大さを称えているということだろう。そんな世界のスーパースター北斎を記念し、生まれ活躍した墨田の地に美術館を作ったわけだ。美術館自体がかなりユニークな建築物になっており、KやNという文字を組み合わせたような印象だ。現在は「大だるま制作200年記念」ということで、120畳の紙に大だるまを描いたときの様子を紹介する企画展示が開催されている。
 両国という街は歩いてみると近代化はされているが、江戸文化がほとんどそのまま生きているところだとつくづく感じる。やはり、江戸東京の下町は楽しい。美術館も含め、また、来ることになりそうだ。(EOS 5D3)

すみだ北斎美術館
一瞬、どうなっているかよくわからない建物だ

江戸東京博物館から東に延びる道を「北斎通り」と称しており、北斎色が高まる

この八百屋さんは「両国北斎ふるさと市場」と銘打って、何でも北斎状態だ

北斎通りを東に進むと緑町公園があり、その南側に北斎美術館が立っている
公園には子どもの遊び場がいっぱいある

建物の入口は四方の三角形の切れ込みのようなところにある

ツヤ消しの銀色の壁面が印象的だ

1階はチケットとみやげ物売り場になっている
他に図書室や講座室がある

3階企画展示室脇のホワイエと呼ばれる休憩兼展示スペースから屋外を臨む
網で覆われた窓の向こうにスカイツリーが見えた

企画展示室前に置かれた今回のテーマのだるま絵だ
実物は残っていないため、大きさの再現を試みている

こちらは4階常設展示室から
明治期に描かれた「北斎仮宅の図」をリアルに再現した
北斎とその娘お栄(葛飾応為)だ
展示物によっては撮影が可能だ

緑町公園の片隅に北斎生誕地の解説高札がある

美術館から離れて街を歩く
ここにも北斎を前面に押し出した建物があった
地元の信用金庫だった

ここにも高札がある
「榛(はんのき)馬場跡」の解説だ
本所に住む武士の弓や馬術の稽古場だったようだ

そして「榛稲荷神社」が当時からある
この脇に北斎が娘お栄とともに住んでいたときがあったようだ
北斎は雅号や住居をたびたび替えていた

両国にはもうひとつの華、相撲がある
ちょうど秋場所が両国国技館で開催されていたため、付近は大賑わいだ

力士たちの幟がカラフルだ
広重の「名所江戸百景」に描かれた回向院の勧進相撲を知らせる櫓と幟も再現されていた

外人さんたちは顔ハメ看板で盛り上がる

近くの旧安田庭園に寄ってみた
改修工事でドーム屋根の「両国公会堂」は取り壊されたのが残念だ
現在は刀剣博物館になっている

立派な庭園の一部に彼岸花が咲いていた

北斎の 足跡訪ね 両国へ