2017年12月06日

リタメシ

 連続してのダイアリー投稿が続いているが、今日は小ネタでお茶を濁す。紅葉撮影も一段落して空虚感が漂っている。昨日は全く外出せず、体をいたわったのだった。今日も同じようなものだが、散歩ぐらいしないと体は必ず衰える。ということで昼食がてら散歩に出た。NHKのサラメシという働く人々の昼食などが紹介される番組もシリーズの回を重ねている。しかし、仕事をしていない我々のようなリタイア組の食事が紹介されることなどほとんどない。言ってみれば「リタメシ」なんぞ、絵にならないから番組にするわけがないだろう。通常、昼食は妻か私が麺類をつくるか、近所のスーパーなどでパン類や巻寿司などを買ってくるだけである。撮影のときは簡単にコンビニのものか、たまに奮発する場合もあったりする。
 今日は少しがっつりいってみたかった。隣りの駅まで歩き、トンカツをいただいた。老夫婦で営む小さな店だが、かなりおいしい。厚手のロースを時間をかけて揚げ、ひと口サイズに切った状態で出される。揚げている間に自分でゴマを小さな鉢で擂っておき、タレを入れておく。ひと切れつまみ、ちょいと辛子とタレをつける。衣がさくっときて、ほどよい肉の弾力で脂が滲み出し、甘さがじわじわくる。ごくたまに味わうからうまい。自分でオムライスを作るのもいいが、昼メシはプロに任せたいものだ。腹ごなしに迂回して帰ってきたのだった。(PowerShot G7X2)

特ロースかつ定食
小さなゴマのすり鉢が特徴で、自分で擂り下ろし、タレを合わせる

帰り際、公園に寄る
故宇都宮徳馬氏の別荘だったところだ

歩道にはイチョウの落ち葉が広がっていた

イタメシも サラメシさえも 遠のいた(リタメシの会)