◆2018.3.12

★春光春夢
 
 まさしく春の日和となった。この数日で花を咲かせた野の花もあるのだろう。いつもの公園の道端に目をやると、小さな花が春の訪れを確信させてくれる。しあわせな光があふれ、春眠をむさぼり、寝起き前に夢を見ることもしばしばだ。そろそろ、桜だ。特にソメイヨシノの開花に向けて、心ときめく時期となった。今年はやや早いとの予想のため、3月中にいろいろ計画する必要があるだろう。だが、たいていは計画に終わり、いつもの場所になる可能性が大だ。あれやこれやと、考えているうちが華である。春の光がふりそそぐ下で夢を見続けていたいものだ。(EOS 5D3)
 
 世の中は、目まぐるしく変化しているのか、それとも停滞しているのか、よくわからなくなってきた。アメリカと北朝鮮の首脳会談が急に決まった。それが実現するかどうかも定かではないうえ、両者と関係国が納得できる決着になるのかはさらに不透明だ。中国の習近平は国家主席の任期を撤廃し、毛沢東のように独裁体制が永続することとなり、時代が逆行してしまった。日本では森友問題が再浮上し、財務省が問題の決裁文書の書き換えを今日、麻生大臣が認めた。本人は辞任する意思はないという。しかし、安倍政権が極めて窮地に陥ったことは間違いない。そんな騒然とする世の中で、昨日、東日本大震災発生から7年が経過した。「記念日報道」と揶揄されるマスコミの大震災に対する取扱いが薄くなってきたことは確かだ。私自身も気には掛けつつも希薄になっていることは否めない。私の古くからの友人に、定年後しばらくしてから東北の被災地の市役所で神奈川県の臨時の派遣職員として勤務している人がいる。従前の経験を生かし、税務分野を担っているようだ。全職員の3分の1が亡くなってしまった役所では、人手が足りずに困っているのだ。身をもって支援する人々に頭が下がる。東日本大震災では、まだ何も終わっていないし、始まってもいないのだろう。まして、福島は時間が凍結したままだ。表面的なカタチは変化してはいるが、根本は何も変わっていない。むしろ記憶から遠ざかることで後退しているのかもしれない。北朝鮮は、核兵器を速やかに放棄する根拠などない。トランプ大統領が解決できるとは到底考えられない。中国とロシアは結局時代錯誤のままだ。日本のモリカケ問題もケリがつかない。現在の世の中は、進歩、前進しているようで何も進んでいないし、解決されたようで、何ひとつ解決していないとの感想が正直なところだ。不安定さが徐々に蓄積しつつある恐怖を覚える。 

直径1センチメートル足らずの小さな花
オオイヌノフグリという名をつけられてしまった
私は「春告花」のひとつにしている
 
これはヒメオドリコソウ
小さな紫の花が可愛い

コブシもつぼみを弾かせ、花びらが出てきた

池には小さな浮き草の一種がびっしりだ

ハトだろうか、小川のほとりに羽根が引っかかっていた

サンシュユが相変わらず目にも鮮やかだ

カエデの落ち葉が朽ち切らず、まだ残っていた

アジサイの若葉が瑞々しい
 
これはユスラウメの花だ
ソメイヨシノより早く咲く

咲くを待つ 日々の暦で 楽しみて

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