2018年04月21日

森の春は宴

 いつもの公園、大和市のふれあいの森に行く。今日はマクロレンズだけを持っての撮影。春の息づかいをマクロで毎年感じたい。ぐっと植物や昆虫に近づけば、森の春は、生き物たちで宴が催されているのだ感じる。生命の再生と循環する自然の力強さを改めて目の当たりにするようだ。厳しい自然の淘汰の中で生き残り、次の世代につなぐことのみに命を懸ける。そんな健気な姿が宴にしか見えないのが、何とも優雅だ。人間界は強いて宴を開催するが、極めて醜い修羅場にしか見えないのは、自然の流れに背き、無理に命を長らえようとしているからではないか。
 昨今の政官財界は、右も左も、中央も地方も、大手も中小も醜いうえ、そこにたかるマスコミのハエも下の下だ。だから、いっそう春の森は輝いて見える。そっと近づき、目を凝らせば、心洗われるような世界が発見できるはずだ。(EOS 5D3)

キアゲハがアブラナ(の一種)にとまった

陽春の光の中で優雅に花から花へ舞う

タンポポの綿毛が離れかかっていた

タンポポの花も背景に

何の木だったか、葉脈を透かして見るのが好きだ

これはイイギリの葉だ
それぞれの葉ごとに美しい

スジグロシロチョウかと思われる

これはモンシロチョウだろう

ツツジの花もこうして見ると面白い

小ぶりのツツジにハチが飛び交う

森の主のノラも春の日々を満喫している

春うたげ 生きとし生ける 森の中