2019年10月26日

横浜山手のハロウィン飾り

 台風やらなにやら雑事で、出かけての撮影がなかなかできなかった。複数の台風による死者数など被害が明らかになるにつれ、この先の日本や世界がどうなるのだろう、と不安が募るばかりだ。数多くの亡くなられた方々のご冥福を祈ります。
 雨上がりで晴天が予想された午前の横浜の予報を受けて、何とか電車でみなとみらい線の元町・中華街駅に着き、初めて、アメリカ山を上るエスカレーターに乗車した。この山手の坂道がきついため、余分な労力を省きたい私にはとても快適であった。10月末まで山手西洋館では、恒例のハロウィン装飾を実施ており、イギリス館からブラフ18番館までの7館を昼食をはさんで駆け足で(実際にはよたよたの亀の足で)歩き回った。雲が空を埋め尽くしてきたころ、ブラフ18番館を出て、バスで駅まで戻ったのだった。
 久しぶりの外出撮影は、やはり楽しい。同じ場所、同じ被写体で撮り続けているが、納得できるものがなかなか撮れない。まだ、技術的にも上達していない。今カメラは、軽量で3000万画素を超えるフルサイズミラーレス一眼が主流になった。重い一眼レフでブレ防止がボディ内蔵でない化石化しつつある私のカメラでは、体力も劣っているため、見直しが現実になりつつある。ともあれ、カメラに触っていることができ、出かけて撮影し、こうしてホームページにアップすることが継続できるよう、まだまだ励んでいきたいものだ。(EOS 5D3)

よくわからないがカボチャが目立てば、ハロウィンだ(イギリス館)

元町・中華街駅6番出口からエスカレーターかエレベーターで4階分上ると
アメリカ山公園に出る

公園の入口

イギリス館の入口には魔法使いのほうきがあった

足の生えたケーキに黒猫が乗っている
意味不明だが、ハロウィンは何でもありだ

何とも不思議な装飾だが、神秘的だ
向こうに魔法使いのお婆さんがいる

何だか洋書があれば、雰囲気が出てくる

怪しげな飲み物のボトルが並んでいる

イギリス館の案内書などを置いてあるテーブルに、かわいい悪魔少女がいた
今日一番のお気に入りだ
トリップアドバイザーがこんなところにも

階段踊り場の窓飾りもいつも面白い

庭に出てみるとまだバラが残っていた

山手111番館ホールのメイン装飾が華やかだ

キッチンルームのこんな装飾もさりげなくいい

棚の配置も面白い
たまねぎがポイントだ

手前の配膳口がハロウィンになっている

山手111番館を出て、山手本通りに出る

晴れた空は気持ちいい
外国人墓地の門と資料館

こんな街灯が横浜山手には似合う

234番館の入口の装飾だ
ツタのカボチャだろうか

アンダー気味のトーンがハロウィンに合うと思う

メインディッシュでこれを食べるのか

お隣りの「えの木てい」のハロウィンワゴンも元気だ

エリスマン邸は、少し装飾もあったが改装中などで外観だけにしておいた

ベーリック・ホールのこの「竜巻」飾りには驚いた

グラスの輝きを

リビングルームにベーリック・ホールの魔女がいた

階段上り口の螺旋鉄飾りにもカボチャたち

客室の鏡台前には枯れた葉にカボチャや果物

枯れた色の中でグラスの花が彩りを添える

魔法使いのほうきの先が絡んでしまったような・・・

さて、午前中はここまでとしよう
いつものとおり、おどろおどろしいクリフサイドを見ながら代官坂通りを下る

本厚木が本店の元町の「本丸亭」で塩ラーメンをいただく
さっぱりとして、腹がもたれない

久しぶりにきつい階段を上り、元町百段公園を訪れる

百段公園から元町の街並みを眺める

食後の歩きは階段上りですっかり体力を消耗し、
ようやくイタリア山庭園に到着
外交官の家のお化けカボチャ?が奇天烈だ

こんな静物画風のカットが好きだ

サンルームの飾りは、まるで台風による漂着物のようだ

それに棺まで流れ着き、蜘蛛の巣を張ってしまった

庭園に出ると少しほっとする
マリーゴールドや葉鶏頭の花もそろそろ終わりかけている

最後はブラフ18番館
テーブルの一部の飾りをクローズアップするのが今回の狙いだ

洋ナシと柳の枝で編んだガラス容器がいい感じだ

青の単色の洋食器もここでは控え目でいい

ポツンと置かれた花が何とも生きている

庭の洋館ミニチュアを眺めて、本日は終了とした

神無月 終わりよければ ハローウィン