2019年12月06日

寒空の紅葉

 紅葉も終盤になってきた。しかし、空が曇っていて、寒い。いつもの公園に他の用事のついでに、少し寄ってみた。撮る時間と気力が残っているか、自信がなかったので、コンデジのみを持っていた。早目の昼食をよく行くラーメン店でとり、公園まで歩いて行く、というパターンだ。どんよりした冬らしい空の下では、色は映えないが、これがふつうのことだ。晴天のもとよりも光が柔らかく、くっきりとした影ができず、これはこれでよい。
 NHKで首都直下地震の特集を今週続けているが、茨城県北部等の連続する地震のこともあり、何だか不気味な予兆、予告のようで不安が煽られる。常に地震のことは念頭に置き、非常用品や家族との連絡方法、集合場所など対応の仕方を再確認する必要はあるだろう。人生の第4コーナーで地震に見舞われるのは勘弁してほしい、というのが本音だ。備えはするが、起きてほしくはない、と誰しもが思う。(PowerShot G7X2)

散りながら、やっと全体が紅葉したモミジ

途中の農家の土地だろうか、イチョウがたくさん植えてあった
低木に剪定されているため、銀杏の収穫用の畑かもしれない

そして、濃厚豚骨ラーメンで温まる

熊野神社のイチョウもすっかり黄色くなった

寒空で昼どきの公園には人がほとんどいない

すべてが色づくころ、傷みも進む

とにかく静まり返っている

ベンチに座る人もいない

落ち葉がだんだん降り積もっていく

ときおり、ヒヨドリの声が響く

静かに静かに、色彩を主張していた

 鳥の声 木々色染めし 道の先