2020年05月10日

手作りマスク

 なかなかコロナの話題から離れることができない毎日だ。自粛生活にもそろそろ、みな限界が来つつあるのだろう。それでも日本は、散歩や買い物にはさほど不自由なく行くことができるため、欧米よりましであろう。ほとんど当てにならない日本の感染者数だが、徐々に減少傾向にはあるようだ。
 しかし、ここで何の医学的、科学的根拠もなく、緩和に向かうのは間違っている。欧州や中国、韓国ではすでに規制解除に向かっているが、韓国では平常化した途端に、クラブで集団感染が発生した。気を緩めれば元との木阿弥だとういうことがはっきりしている。日本はまだまだだと引き締める必要がある。
 同じところばかりの散歩にも飽きが来るため、マスクを手作りすることにした。最初はハンカチにアイロンで折り目をつけ、ゴム紐で留めただけのものだった。ネットでは、YOU TUBEに手作りマスクの動画と型紙が多数紹介されているので、良さそうなものを選び、トライしてみた。
 ミシンを利用するのだが、以前にも少し触ったことがあったが、妻にアドバイスを受けながら、作ってみた。家にある手ぬぐいや薄手のタオルを使った。マスク用のガーゼやゴム紐は売り切れ状態のため、家にあるものばかりだ。ミシンもボビン用の糸巻きから始めるとかなり厄介だ。仮縫いやピンで押さえないと、ずれてしまう。また返し縫いをきちんとしないとほつれる。など、覚えることがかなりあるものだ。ヒマ過ぎる時間を潰すには、いいかもしれないが、いつまでもやっているわけにもいかない。
 日本はこれから確実に、大不況に陥ることであろう。ごく一部の変わることができた企業や個人経営者は生き延びていく。以前の姿に戻ろうとする経営者は没落していくしかない。戻らずに変わることの決断が今多くの人々に求められている。
 年金暮らしの我々にも容赦なく、しわ寄せは来るはずで、変われるものを見つけ出し、実行して、生き延びるしかない。これまでも日本は絶えず変化し、いろいろなものを吸収し、それでいて日本らしさを持ち続けてきた。今は一段と飛躍する大きな転換点を迎えている。生き延びてみせよう。 (SONY a7R3)

ミシンで縫ったタオル地の立体マスク風のもの
下は手ぬぐいで作った
紐は、妻のお古のストッキングだ

上は、同じ手ぬぐいで最初に作ったもの
下はハンカチを畳んだだけのもの、パンツのゴム紐を小さなクリップに縫い付けた

これは、妻が作ったもの
左は初期の手縫い、右の二つはミシン製の立体マスク

母の日は ミシンと格闘 わがマスク