2020年09月30日

やっと彼岸花

 秋晴れらしい空が広がった。今年は彼岸花がかなり遅く咲き始めた。妻の実家の小さな庭にも植えた覚えがないのに、ここ何年か毎年彼岸花は咲いている。雑草やナンテン、ツタがやたら生えまくり、夏になるとときどき妻とふたりで抜きまくり、切りまくる。体力がないので、短い時間でさっさとやる。厄介なことに今年は草が生えている近くにアシナガバチが巣をつくってしまい、手が出せない。その周辺にはオシロイバナが群生しており、これも除草の対象だ。冬になるまで放置するしかない。それでも彼岸花などいくつかの季節の花が咲いて、目を楽しませてくれるので、よしとしよう。
 世の中は着実に新型コロナウイルスの感染が拡大している。世界では3300万人を超える感染者と100万人を超える死者が出ている。スペイン、フランス、イギリスでは明らかな第2波が襲っている。日本でも先週の4連休の結果がそろそろ出始めるころであり、コロナが気になりつつもGo Toキャンペーンで経済を復活させることに傾いている。明日10月1日からは東京発着のGo Toトラベルが解禁となり、本格的なコロナ拡散に向かおうとしている。
 まだ、抑制の効いている人々が多いだろうから、爆発的には感染拡大しないかもしれないが、増減を繰り返し、このコロナは確実に世界を蝕んでいく。人々の体も心もそして経済を破壊して、新型コロナウイルスは結局、人類に何の教訓を残すのだろうか。私たちは、その先に新しい世界とか秩序や平和など世界中の人々が共感共有できる価値を見出すことができるのだろうか。弱肉強食ではない、それぞれの存在を認め合える世界が終着点にないとすれば、人類は滅亡するしかない。現時点では、極めて滅亡に向かっているとしか思えない世界の有り様だと感じる。今は、一人ひとりができることを地道に続けるしかない。(RAIJIN)

スマホのカメラしかなかったので

カメラも最近はまともに触っていないので、撮り方を忘れている

彼岸過ぎ 今満開か 彼岸花