◆2020.10.31


ハロウィン満月
 
 今日で10月も終わりである。残すところ今年も2ヶ月になってしまった。コロナ、コロナで明け暮れていく2020年となりそうで、さらに続くのも必至だという末世の観がある。そして、今日はハロウィンの日でもある。日本でハロウィンが商業主義的に始まったのは、1983年のキディランドのハロウィン・パレードからだとされている。その後、ディズニーランドでのパレードなどで、全国的に広まったのだそうだ。つまり、長くとも37年の歴史だということになる。今日はテレビの天気コーナーなどで、「46年ぶりの満月のハロウィンです。次は35年後」などと言っていたが、実に意味のない話だ。46年前、日本人は、ハロウィンの「ハの字」も意識したことはなかったのだ。まして、お祭り騒ぎすることもなかったのは当たり前の話だ。それでもしっかりとハロウィンの満月を撮影してしまう、浅はかな自分がいる(笑)。新型コロナウイルスの影響で、例年渋谷のスクランブル交差点で大騒ぎする若者たちは鳴りを潜め、静かにコスプレしているようだ。犯罪級の事件を起こしたり、地元に迷惑をかけるのは論外だが、ひっそりとしてしまった渋谷はやはり寂しいものを覚える。欧州では、感染拡大が続き、フランスでは1日3万人の感染者を出し、30日から全土でロックダウンを1ヶ月実施することになった。そして、断トツに感染者・死者の多いアメリカでは、11月3日には大統領選挙の投票日となる。調査ではバイデン氏が優勢だが、隠れトランプ派がまたもや逆転勝利するだろうとの見方がだんだん多くなっている。どちらにころんでもアメリカは救われない国になりつつある。この体たらくをじっと見守っているのが、中国だろう。中国は世界を支配するための準備を着々と進めており、アメリカをコントロールできるのももうすぐのことかもしれない。それほどアメリカは衰えてしまった。高度なIT技術を生み出せても、真の人間の幸福を求めてこなかったアメリカには、もう未来はない。中国のような制限された少しの自由を与えられ満足する人間で溢れさせれば、世界征服は容易なことになる。大きな自由な夢を抱くことはできないが、明日以降のパンは保証される社会が中国が目指すところだろう。一般庶民はほぼ家畜並みの扱いとなり、それさえも意識できない人畜集団と化すかもしれないSF映画の世界がまもなくやってくる。(SONY a7R3)

ハロウィンに 月満ち光り 人うつろ

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