2020年11月21日

黄葉

 久しぶりにデジ一眼を持って、近所の公園まで行ってみた。カエデの高木があるので期待して行ったのだが、まったく紅葉していない。青いままだ。イチョウだけが黄葉が進んでおり、散歩圏内の紅葉狩りは12月になるかもしれない。箱根や京都嵐山では、さぞ紅葉が見事なことであろう。
 GoToキャンペーンで今日からの3連休は紅葉の観光地では人で溢れかえっている。新型コロナウイルスは、今日も東京始め各地で最多感染者数を更新し、日本全体で2500人を超えてしまった。ようやく、政府はキャンペーンの見直しを「これから」するとのことだ。何をのんびりしたことをやっているのだろう。この国には危機管理の専門家はいないのか。秋冬には感染拡大するだろうことは充分に予想された。普通は前もって、プランA、プランBなどと事態が悪化した場合のシミュレーションを作成し、現実となった場合には即日実行できる態勢を整備していなかったことに驚愕するばかりだ。
 災害は最悪のケースを想定して、国と地方が連携して準備しておくものだろう。感染症対策は行き当たりばったりで、経済最優先としたため、現在の事態となった。やはり、12月、1月は、感染者急増中の道府県の外出自粛要請を実行し、東京都は発着すべての人の動きを遮断するしかない。そして、政府は仕事を失ったすべての人々に確実に支援を実行する。医療機関にも充分な補助金を前もって拠出し、医療体制を盤石なものにする必要がある。
 東京オリンピックは、絵に描いた餅になるだろう。もう拘る必要はない。やっと重い腰をあげた菅さんは「国民の命と暮らしを守るため」と言ったが、そんなことを今さらお前が言うか、と腹立たしさが込み上げてくる、今日の一日であった。(SONY a7R3)

何の葉だろうか、黄色くなってきていた

カエデの木々はまだ青い

風で流れた

公園前の道端に2本のイチョウの木がある

落葉し始めている

ドウダンツツジにも引っ掛かっている

とある民家の庭先には花梨が実っていた

終わりかけの皇帝ダリアが午後の青空に映えていた

ひたすらに コロナ禍去されと 祈る秋