2021年03月27日

ご近所花見

 東京も神奈川も花見の名所や観光地は、人でごったがえしているようだ。緊急事態宣言を解除したということはこういうことだ。新型コロナウイルスの新規感染者数はこれから急拡大していくことは間違いないだろう。今さら、不要不急の外出自粛要請や飲食店の時短営業要請も何の意味もなくなってきている。市町村を単位とした「まん延防止等重点措置」(通称「まん防」)が「緊急事態宣言」の小型版として特措法(新型インフルエンザ等対策特別措置法)が改正、施行されているが、実際に適用することはなさそうだ。
 全く実効性のないことばかりの政府のコロナ対策は日本の経済も国民の健康をも蝕んでいくのだろう。無理矢理開催するであろう、1年遅れの東京オリンピックが終了すれば膨れ上がった株価も急落し、実体経済も未曽有の不況に突入することは素人でも想像がつく。1年前に徹底した検査と隔離措置による感染防止を実行していれば、このようなことはなかったはずだ。
 また、医療を圧迫する政策を見直していれば、事態はもっと変わっていたであろう。ワクチンや治療薬の開発を欧米並みに政府がバックアップする体制を従前のとおりに戻していれば、国産の薬でもっと早く対処できたはずだ。すべてが政府の未来に対する投資の目利きがなかったことによる惨禍である。
 タガが完全に外れてしまった人々の気持ちを引き締めることはもう不可能だ。あとは本当に落ちるところまで落ちて後悔するだけになるだろう。でも、ひとりでも多くの人が、「こんなことではいけない」と改めて身を引き締めることからしか始めるしかない。結果は数週間後にはっきりするだろう。(SONY a7R3)

ご近所、徒歩5分圏内の花見だ
教会の建物の周囲には何本かの桜がある

昭和初期に設立した女学校の敷地にもソメイヨシノがある

古い屋敷の庭には桜の古木がよく見られる
南林間がかつての別荘地だった名残りだ

教会に植えられている、まだ新しい桜

直径2メートルほどあったソメイヨシノの巨木は衰えて昨年伐採されてしまった

これも教会の桜だ
散歩道で見かける桜にほっとするものを感じる

やはり桜は日本人の栄養素だ

ご近所でも結構楽しめるではないか

教会の桜と隣りの産婦人科病院の建物

教会に併設された認定こども園の桜

解除後の 人のこころは いと軽し
ご近所で 花見満足 コロナ禍は