2021年12月18日

和水仙咲く

 このところ寒さが増している。ここ数年、寒暖差アレルギーなのか、寝るときによく咳き込むことがある。首に薄い絹のスカーフを巻き、タオルを鼻まで覆って寝るようにしたら、咳が出ずに眠れるようになった。朝は早目にエアコンの暖房が入るようセットしておく。体ももう若くはないのだ、と言い聞かされているようだ。妻も血圧が高くなったりして、寒さとストレス対策が肝要だ。できるだけ余分な薬は飲みたくないので、工夫できるものは自力で対処する。
 昼を過ぎても寒いままなのだが、毎日少しは散歩しないといけない。いつもの近所の公園に行ってみた。イチョウはすっかり葉を落とし、きれいに清掃され葉も見かけない。そして、この公園の遅いカエデの紅葉が見られた。枯れ落ちる寸前の紅葉のようだ。園内の片隅にニホンスイセンが少し咲いているのを見つけた。ニホンスイセンは水仙の仲間では早く咲くものだが、いち早く真冬の訪れと春へのかすかな期待を持たせてくれる清楚で可愛い花だ。あちこちで見かけるこの水仙を散歩がてら愛でるのがいい。(PowerShot G7X2)

なんか可愛い
華麗さはないが、楚々として美しい

静かに午後の光の中でカエデは落葉するのを待っている

冷え性の 手を出して撮る 和水仙