2022年01月22日

春遠し

 寒さも底に来たところだろう。一昨日20日は大寒であり、立春の2月4日までは厳寒の候となるのは統計上も一致している。とにかく寒いのだ。散歩するのも億劫だが、膝の痛みに耐えられる可能な範囲で何とか歩いている。夏の暑さも冬の寒さも心身に堪える年代となったのだ。
 近所の公園までロウバイも咲いているだろうと、カメラを持って行ってみたが、ここではまだまだ蕾がほとんどであった。一番開いている一輪を撮ってみた。凍える手で冷え切ったカメラを持つのはつらいが、手袋をしていると細かな動きができないのでしかたがない。冬場の撮影はそんなものだろう。
 オミクロン株が日本でも大爆発し、全国で5万人を超える最多の感染確認者数となった。「Words」のコーナーでも書いたが、個人個人はこれまでどおりの感染対策を続け、できる限り感染しないことだ。甘く見てはいけない。経済を回すために、このウイルスの脅威をないがしろにすれば、大きなしっぺ返しが来ることはこれまでの経験どおりだろう。有効な治療薬が行き届くまで気を抜くことは許されない。(SONY a7R3)


まだほんの一輪だが、春を呼ぶ第一歩だ


厳寒の底で固いつぼみが開花を待つ


林の中は静まり返っている

ロウバイの 香りかすかに 時を待つ