2022年08月23日

久しぶりの夕焼け

 今日は久しぶりに西の空が夕焼けになった。やはり湿度が高く、そこそこ雲があると赤味の濃い焼けた空になるようだ。二十四節気で今日は「処暑」で暑さもこれで終わるとの意味だが、汗だくになってしまった。
 妻の実家の小さな庭には雑草とナンテンの木などがはびこっており、抜いても切っても次々に生えてくる。義兄がリハビリで不在にして可燃ゴミの日は、ときどき妻とふたりでこの作業をやる。3袋まで雑草や枝などは無料でゴミを出せる。午後の早い時間、収集車が来るまでだが、作業は30分が限界だ。妻は草を抜き、私は剪定ばさみでナンテン、サツキ、アオキなどを剪定する。どれも勝手に生えてきたものばかりだ。サツキは花を咲かせるので、丸くきれいにカットする。それ以外は、ことごとく切ってしまう。しかし、根があるので、また生えてくる。いずれ根も掘り出したいが、体力と気力が続かないため、とりあえず、見た目をさっぱりさせるだけだ。
 マスクはもちろんのこと長袖、帽子、軍手で作業するため、汗びっしょりになる。家に戻ってすべて着替えることになる。まだ日が高いので、グイっとビールをひっかけるには早すぎる。夕方まで待つしかない。ここ数年、夏になるとこんな作業をずっとやっている。(SONY a7R3)

 ちょっとだけ、笑えることがあった。岸田首相がコロナで療養中だが、公邸からテレワークで業務をこなしているとのことだ。パフォーマンスとわかりきっているので、とやかく言いたくないが、オンラインで記者会見をやっている様子がテレビに映った。公開された映像も見た。モニターに映っている岸田さんがしゃべっている姿をどこかの部屋で、記者たちが勢揃いしてモニターの左右に分かれて見ているのだ。決められたいくつかの質問を代表者がモニターに向かって行い、答えるというアナログでアナクロなものだ。これは海外からも笑い者扱いだった。日本のデジタル、IT化などこの程度のものでしかない、というお粗末さ。何のために記者が一堂に集まるのか、オンラインの意味がない。記者たちは何も疑問や反発、違和感を感じないのか。日本の新聞メディアが没落するわけだ。コロナと戦いながら仕事もこなすという姿とは裏腹に、内閣支持率はますます落ちていくという喜劇でしかない。


久々にいい具合に焼けたが、食事中で気がつくのが遅く、すぐに終わった


たまに見られるとうれしいものだ

茜さす 処暑の夕焼け 急ぎ見て
モニターに 寄ってたかって 記者現場