2022年12月14日

ローカル銀杏並木

 今日もたまたま日付にちなむネタになる。「12月14日」と聞いてピーンとくる人は親以前の世代だろう。「時は、元禄15年師走半ばの14日」と講談の口調も滑らかに語られたのは、赤穂浪士四十七士の吉良邸への討ち入りが実行された日だ。
 ひところは年末になるとテレビでは「赤穂浪士」「忠臣蔵」が定番のドラマとして放映されたものだ。最近では、テレビで新たにドラマ化されることはない。映画でかろうじて「47RONIN」(2013)「決算!忠臣蔵」(2019)など違う見方のストーリーがあるくらいで、一般的には話題にものぼらない。
 今年は大河ドラマの「鎌倉殿の十三人」で平安末期から鎌倉時代前期の人間模様が三谷幸喜の脚本で話題となって異例のヒットとなっている。江戸時代には、源平合戦や忠臣蔵が読本として庶民の娯楽になっていた。基本的には日本人はこうしたチャンチャンバラバラと人間関係の妙が好みなのだろう。戦国時代や幕末もドラマや映画製作の永遠の定番素材だ。
 ただし、若い人たちには無縁の世界だろうから、そう遠くないうちに「時代劇」っぽいものは消えてなくなるかもしれない。残るか残らないか、すべては若い人たち次第だ。

 妻の実家近くにごく小規模のイチョウ並木があって、ようやく黄葉となっている。2年前には枝がすべて切られて丸坊主だったが、今年はすっかりよみがえり、たくさんの葉で覆われている。イチョウの生命力には驚かされる。
 夕方には低い位置に陽がいて、我が身の影を長く描いていた。今年ももうまもなく終わってしまう。(SH-51C)


神宮外苑のイチョウ並木には及びもないが
ともかくイチョウ並木だ


もう少し黄色が増すといいのだが


自宅近くの通り
西日が当たって自分の影が足長おじさんになった

黄色き葉 落ちては光る 通り道
討ち入りの 話通ぜず 令和の世