2023年05月28日

梅雨入り間近

 前回撮影のときは走り梅雨だったが、同じ5月で明日にでも梅雨入りとなるらしい。関東甲信の5月の梅雨入りを調べると、2011年は5月27日、2008年は5月29日、1993年は5月30日などとなっている。それなりに早い梅雨入りはそこそこあるものだ。それにしても今年は季節の巡りが早い。毎年同じようなことを言っているようだが、何となく季節が2週間は早くなっている気がする。このところ日本各地で地震も頻発しているので、大規模な天変地異が近いのではと心配になる。
 個人的には、左膝のリハビリをしながら、一進一退、一進停滞の体で日々を過ごしている。手術前の痛みの部分はほぼないが、術後の傷の痛みと筋力不足による筋肉痛がずっとあり、なかなか一足飛びによくはならない。わかっていることだが、焦りとか失望もある。人生に残された時間が刻一刻と少なくなる中で、早くなんとかしたいとは思う。しかし、焦って元も子もなくすような愚挙はしたくない。常に葛藤している日々だ。
 といってもさほど苦にしているわけでもなく、極力前向きに生きたいと思っている。少しよくなれば、散歩する範囲を広げてコンデジを持って撮影に出かける。今日の午後はしばらく行かなかった宇都宮記念公園まで足を伸ばした。新緑の時期は過ぎ、濃い緑の森となったさほど広くない公園内を散歩した。緑しかない空間に身を置くことの幸福感を久しぶりに感じたいっときであった。(PowerShot G7X2) 


散歩の途中の歩道に植栽されたガクアジサイが満開だ


ビビッドな赤紫もいい


いつも思うのが、中央のつぶつぶが本当は花なんだって


カシワバアジサイがちょっと場違いな感じで咲いている


ここにはクモと別の虫が睨みあっていた


一般的なセイヨウアジサイも咲き出した


直射日光が当たらない下でのアジサイ撮影がいい


ガクアジサイは水平位置から撮るのが好みだ


こんな道端にも植栽されている


アジサイ以外にも花が咲く
華やかなビョウヤナギもそろそろ終わりを迎えつつある


タチアオイとアジサイの競演だ


タチアオイはまだてっぺんまで花をつけていないから、夏はまだだ


先日も撮ったツルバラが見ごろを迎え、賑やかだった


宇都宮記念公園の「みどりの森」に入ってみた


終わった藤棚を下から見上げた
緑の日よけがいい


草むらにニワゼキショウがまぎれていた


今はドクダミが最盛期、つい撮ってしまう


緑の中の小径を歩くのはほっとする


ケヤキの幹に新芽が出ている


木道も変わらず静かだ


何の花かと調べたら、トキワツユクサというそうだ
可憐な花で気に入った


緑の葉を透かして見るのが好きだ

梅雨間近 緑に浸り 生き返る
紫陽花は 雨に打たれて 生き返り