★築地市場の年の瀬
年の瀬の雰囲気を捉えたくて、大江戸線に乗って、築地市場に朝早く行って参りました。7時半に着いたのですが、もう、場内は我々のような素人も買い物に来ていて、古い建物の中の狭い通路は人でごった返していました。そして、この場内の通路をぶつかることもなく、「ターレ」と呼ばれる荷物運搬用の小型特殊トラックがかなりのスピードで行き交っている。他の運搬手段としては、小さな大八車、荷台の大きい昔風の自転車、もっと小規模に竹編みのかごで買い出しに来ている人・・・、いろいろな音が混じり合って、とにかくやかましい。でも、この雰囲気は楽しい。また、場外市場といわれている商店街でも正月飾りやさまざまな食材を売っており、これまた、人、人、人・・・ここばかりは、今の不況など全然関係ない、活気あふれるたくましさを感じることができました。
ある意味でカルチャーショックを受けるほどの喧噪ぶりは、老朽化した建物の雰囲気も含めて、どこか懐かしいもの、記憶の中に置き忘れてきたものを甦らせてくれたのでした。これなら日本もまだ大丈夫、という気がしたのでした。(ほんとかな?) |
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