★新世紀の夜明け
ついに、21世紀、2001年になってしまいました。子どものころ、NHKテレビで「ケペル先生こんにちは」という熊倉一雄さんの声で人形の博士が司会進行する子供向け科学番組がありました。その番組主題歌の中に「・・21世紀の宇宙のとびら・・」という言葉があったのを憶えています。子ども心に、21世紀というのは、宇宙旅行もできて、何もかも光輝いている時代になっているんだ、そう信じて疑いませんでした。そして、今、自分がその21世紀の扉をこうして開けてたどり着いたのです。感慨深いものがあると同時に、果たして、そんなに光輝くような時代になるのだろうか、という不安感の方がはるかに大きくなってきています。破壊され続ける地球環境、絶えずどこかで起きている戦争、経済的な破綻、荒れる子どもたち・・・ただ、人間は、夢や希望というものを持てる唯一の動物であることに変わりはありません。この新世紀では私が子どものころ抱いたきれいな夢だけが実現されていることを祈るばかりです。
・・・と、新年早々、少しマジになりましたが、今年も写真にCGにできる限り力を入れて行きたいと思っていますので、どうか、よろしくお願いいたします。 |
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