◆2001.4.8

★三渓園の春

 中華街のとある中国料理店に行く前に、ちょっと遠回りして三渓園に行ってきました。以前、ちらっと寄ったことがありましたが、ゆっくり歩いたのは久しぶり・・・三渓園って素晴らしいところですね。文化財的にも日本庭園としても見ごたえあります。
 桜がかろうじて残っていましたが、散った花びらがそこここに模様をつくっています。そして、明るい花や新緑が春爛漫の世界を見せていました。

臨春閣

散り際の桜と旧燈明寺三重塔

散っても桜

ヤマブキ

シャガ

月華殿に新緑のカエデ

★小湖・最後の日

 中華街でおいしい店がひとつその歴史を今日で閉じることになりました。娘さんからメールをもらって、今日行くことにしたのでした。海側に一番近い南門シルク通りと言われる通り沿いにある「中国料理店小湖」です。16年間という中華街の中では比較的短いかもしれませんが、その北京料理の味をもう味わうことができないのでしょうか。妻が以前からときどき食べに来ていたのですが、私もいっしょに来るときはここで昼食をとることにしていました。
 今日は昼の定食でチンジャオロースーと白身魚のチリソース炒め、それに追加でイカとセロリなどの炒めもの、野菜の五目煮でした。どれもあっさりとした上品な味で特にイカは丁寧な包丁が入っており、柔らかく絶品です。料理人の腕が冴えています。
 最近はどうしてもお客さんの入りが少なくなり、経営が難しくなっていたようです。今後は、1、2階部分をシルクを扱う店舗に貸し出すそうで、3階を住居としてそのまま使うとのことです。この店を経営するママさんと娘さんは、店閉まいしたら料理人の人と上海に親子で初めて海外旅行をするそうです。
 「また、店をやるときは、また「小湖」という名前でやりますよ。」とママさんは語っていました。
 「小湖」さん、おいしい料理をたくさんありがとう。また、ぜひお店を再開してくださいね。


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