★街で見つけた秋
昨日か一昨日ごろから我が街を歩いていて、金木犀の香りが漂うのがわかるようになりました。この甘く高貴な香りは、優美であり、退廃的でもあり、ごみごみした街の中にあって不似合いな気もしますが、秋が次のステップを迎えていることを感じさせます。この数日間の香りによる異次元へのトリップに酔いたい気持ちです。
一方で、街の公園に小さな花壇があって、そこにわずかな秋桜がそのピンクの花びらを風に揺らせていました。美しい女性のうなじを見てしまったかのような秋桜の後ろ姿が涼やかで表からの写真を必要としなくなりました。 |
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