2001年11月24日

神宮外苑・イチョウ並木
　ついつい新聞やテレビで「神宮のイチョウ並木は今が盛り」とか報道されると、ミーハーで行ってしまうのが私の行動パターン。地下鉄の青山一丁目に８時すぎには着いたのですが、もうイチョウ並木は人でいっぱい・・・それでも見事に黄色に色づいたイチョウ並木は壮観です。大正十二年に植栽されたこの並木は、絵画館に近いほど背が低くなっていて、遠近法を活用し、より奥行きのある見え方を工夫した優れた造園技術ですね。
　しかし、どこでも会う中高年カメラマン集団がいくつも来ていて、お互いがじゃまになって、思うとおりのカットが撮れない様子。私もじゃまにならないように、このイチョウ並木からさっさと離れることにしました。
　並木と絵画館の間にある広場では、「スポーツ・フォア・オール国際フェア２００１」という催し物をやっており、中には熱気球の体験乗船などもあって、子どもたちが空からキャーキャー言ってました。
　明治神宮の森はもちろんその周辺の森や並木は人の手で作られたもので、ほんとの自然そのものではないのに、こうして木々が繁茂し、人々の気持ちをリフレッシュさせているなんて、素敵なことですね。

**DATA**
スポーツ・フォア・オール国際フェア2001
（日本財団主催）
会場：神宮外苑軟式球場
JR中央線・信濃町駅、地下鉄半蔵門線青山一丁目駅下車
11/23,24　10：00-16：00
入場無料

谷戸山の夕景
　都会の人工的な自然もいいけど、やっぱり、慣れ親しんだ地元の風景がいい。いつもの座間市の谷戸山公園です。座間市の出身ではありませんが、この谷戸山の風景は、私の子どもの頃の原風景です。
　近頃、ここの池に現れるというカワセミを狙って、これまた中高年カメラマン軍団が大砲のようなレンズをつけてしぶとくねばっているのでした。同じ写真をやっていても価値観が全く異なる人種です。
　私はというと、もう、これが秋の大団円のようなひとコマを狙って歩いてみました。夕陽に照らされてはかなげな植物たちの最後の輝きです。最後の葉っぱは、偶然、舞い散るひと葉がカメラの前を通り過ぎたものです。・・・というのはウソ(^-^)、帰るとき駐車場に止めてあった車のフロントガラスに引っかかっていた枯葉を面白そうなので撮ったものでした。(^-^;