◆2003.2.3

★カワセミの誘惑
 今日も休みなので、昨日のカワセミに引き寄せられるかのように、また、行ってしまいました。そして、カワセミは居てくれました。青い宝石と呼ばれるように本当に美しく、目を奪われてしまいます。私は機材も腕も不十分なので、近くに止まっているカワセミしか写せません。飛んでいる姿、ホバリング、ダイビングなど実に見事な姿を披露してくれますが、写真には収められませんでした。今度こそ・・・(>_<)
 「これは、まずい」と思っています。カワセミに憑かれた人がたくさんいます。それはそれは見事なダイビングの写真を撮っています。オオタカに魅せられた人もたくさんいます。カモを捕らえる凄い決定的瞬間の写真を見ます。でも・・・何の感動も沸かない写真なのです。なぜか?そこには写し手(撮影者)の心までは映っていないからです。自然を相手に自分の姿を写し込むなどというのは、不遜な企てかもしれませんが、機材とシャッターチャンスさえあれば写ってしまう写真は、私の中では不要なものです。カワセミ、カワセミと思って出かけていくとき、他の小動物や植物に目が行っていないのです。どんな小さなものたちにも素晴らしい世界があって、それを見つけ、見つめていきたいと思っています。私の目を創っていかないと・・・
 偉そうなことを言ってしまい、きっと後悔するでしょう。(・_*)\ペチ。それにしてもカワセミは美しい。(^-^)常に自戒の気持ちを抱いて、自然とは付き合っていきたいですね。(EOS D60)


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