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桜はまだ咲いてはいましたが、その精彩さはなくなり、散っていったもの、散っていくのを待つものとで最後のときを迎えているようでした。それでも人たちは、日曜日のお天気の中で少しでも遅れた花見をしようと集まってきていたのでした。
少し目を転じれば、次の春の主人公たちが顔を覗かせていて、「さて私たちの出番かな」と小さな自己主張をしているのでした。華やかなショーが終わり、気にとめられることのない次の主人公たちがいつものとおり落ち着いた演技を見せてくれるのですね。これも春なんです。(EX-S500,EOS
5D,EOS 20D) |
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