◆2007.4.30

★緑陰にて
 
 初夏の空気が漂う朝の座間谷戸山公園です。今年一番の暑さになるとは言え、緑溢れる朝の光の中では爽やかです。マクロレンズで見た初夏です。
 まず、目に飛び込んできたのが、タケノコ。採らないようにされているので、どのタケノコも「竹」を目指してまっしぐらに伸びていく途中です。貧しい子どもの頃は、このタケノコの皮で梅干を包み、三角形にした角を口で吸って「おやつ」代わり・・・懐かしむだけの貧乏話はこのくらいで(^^;。タケノコをもっとリアルに表現できないものだろうか?
 新緑の落葉樹です。木の名前はわかりません、クヌギ、ブナの類でしょうか?葉脈をじっと見つめたくなります。この緑の若々しさ、眩しさがいつも元気を与えてくれます。
 ツリガネズイセン(釣鐘水仙)は、今まで咲いているのに気づいたことがありませんでした。こんなに楚々としていながら華麗さもある品のよい花があったのですね。
 
 まだまだ、遠征の旅には出ません。仕事を離れてひと月が経ちましたが、あっという間だったような、ひと月前が大昔のような不思議な時間の感覚です。無為徒食の世界でありながら、充実感はあります。早く決めてさっさと合理的、効果的に仕事を達成するのとは全く正反対の世界で、ひとつのことを成し遂げてしまうのがもったいない気がします。経過を楽しむことができますね。まあ、誰にも命令されない、しない世界は快適です。もう少し、こういう時間に浸っていましょう(^-^)。(EOS 5D)

タケノコの皮は美しいですよ

朝日に透ける新緑は今が旬

初めて見るツリガネズイセンは美しい


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