2007年05月20日

三渓園

 かなり久しぶりに横浜本牧の三渓園に行きました。午前中、道が空いていたので、自宅から40分程度で行くことができました。お天気も素晴らしく、空が青く抜けて撮影日和です。

 三渓園は、原三渓が生糸貿易で得た財によって、養祖父が明治初期に購入した土地に室町から江戸時代の古建築物を移築するなどして、壮大な庭園として造られたそうです。下村観山、横山大観など著名な日本画家のパトロンでもあったようで、評価はともかく、スケールが大きい人のようです。
 大池の反対側に睡蓮の池があり、ちょうど今咲き始めており、青い空を映した水面に花の姿を落として、とても美しく咲いていました。四季それぞれに花や紅葉を配することに心掛けているようですね。まもなく、花菖蒲や紫陽花の季節になります。
 
 時間が経るにつれ、人も増えてきて、モデル撮影会やらお茶会やら園内が賑やかになってきました。早めの昼食をここで済ませて、港の見える丘公園にでも行くことにしました。しかし、行ってみるとそこは人で溢れかえり車を止める場所はありません。今日は、日曜日ですから・・・。諦めてMM21周辺などを走って家に帰ることにしました。何も今日行く必要はないのです。
 やはり、横浜の各場所で客の層が違いますね。三渓園は我々を含む「中高年」の場所、港の見える丘公園やMM21は若いカップルの場所、そして、中華街は家族連れを含む雑多な客層の場所ですね。三渓園に若い人は来てはいけません(^.^)。ジジババの憩いの場所を荒らしてはならないのです(笑)。(EOS 5D)

睡蓮はつましく咲いています

白川郷から移築した合掌造りの家の中から

鎌倉東慶寺仏殿を移築 それまでやるか

もみじがあちこちに植えられています 紅葉シーズンが楽しみ

青い空にぽっかり雲ひとつ

臨春閣を臨む