2007年07月07日

モスク

 今日は、ちょっと変わったところに行ってきました。小田急線に乗ったことがある人は、見覚えがあるかもしれません。代々木上原駅の近くにある 「東京ジャーミイ」というトルコ様式のイスラム教の礼拝堂です。(ジャーミイとはトルコ語でモスクのこと)1階がトルコ文化センター、2階がドームや塔のある礼拝堂となっていて、東京のイスラム教の中心的存在になっています。  なぜ、ここに来たかというと、妻が現在習っているインドネシア語の先生が異文化交流理解の推進として、ときどき海外の文化に触れる体験学習をやっており、今日もその一環として実施されたものです。私もこの建物や文化に興味がありましたので、いっしょに参加させてもらったものです。
 この建物はいつでも誰でも見学できるようになっていて、団体ならばトルコ人の方が詳しい説明を流暢な日本語でしてくれます。礼拝堂に入るには、裸足になって女性は肌の露出を少なくし、スカーフをする必要があります。写真の撮影は事前に許可が必要です。
 現在の建物は、1938年に建てられたものが老朽化したので2000年に再建され、本場のモスクに比べれば小規模ながらも大理石をふんだんに使用した美しい建物になっています。ちょうど、午後3時半の礼拝のときで数人の人が例のイスラム教の礼拝を行っていました。偶像崇拝を禁止するイスラム世界では、植物をモチーフとする幾何学模様がいたるところを埋め尽くしています。この建物では、比較的少ない方だと思います。それとカリグラフィーはコーランをアラビア語で装飾的に表現しており、独特の世界観を造りあげていますね。
 日本国内であってもこのような異国情緒あふれる場所があるものですね。いつかは本場に行ってみたいものです(^-^)。(EOS 5D)

白っぽく見えるところは大理石張りです。

礼拝堂のドーム天井 窓のステンドグラス?も色鮮やか

礼拝中の様子

女性はスカーフを頭に 入口に貸出用もあり

天井模様のアップ

祭壇に相当するところでメッカの方向に造られています

説教台への階段の模様

カリグラフィーがいたるところにあります