2007年08月09日

御殿場の田んぼ

 ちょっと思い立って昼過ぎに車を御殿場に走らせました。以前から気になっていたところのひとつで、山中湖から御殿場インターに戻る途中、須走を過ぎたあたりの左手に田園風景が目にとまったことのある人も結構いらっしゃるのではないか、と思います。美しい昔ながらの田んぼの広がりと杉木立の凛とした姿がとても印象的な場所です。
 静岡県御殿場市柴怒田(しばんた)という地区です。山間地の田んぼなので、だだっ広い四角な田は作れないようで、斜面や山の線に沿った変形の田が入り組んでいます。田んぼと田んぼの間に行儀よく杉が並んで植えられているのが特徴ですが、おそらく境界を示すものと思われます。猛暑日の今日は人っ子ひとり田んぼに出ている人はいず、何も聞くこともできず、私ひとり汗まみれで田んぼを撮り歩いていました(^^ゞ。
 今日は見えませんでしたが、陽を背に受けている西側には富士山が佇んでいるはずで、今度朝の早い時間帯の順光で田と富士を撮ってみたいですね(^-^)。(EOS5D)

リズミカルで軽快な杉木立がこの地域の田んぼの特徴です

盛夏を迎え、稲は青々とじゅうたんを広げています

農道の脇には石仏が優しく見守っています 時代劇に出てくるような背景ですね

標高が高いせいか雲が近いですね

田んぼ近くの農家の入口には「お稲荷さん」が祀られています 私の原風景です

立派なお屋敷の多いところでした