2008年05月15日

月島・佃界隈

 このところ雨模様でしたので、今日の晴れを待ちわびていました。以前にも何度か行ったことのある東京都中央区の月島、佃を久しぶりに訪ねてみました。今、NHKの朝の連続テレビ小説「瞳」の舞台になっている街です。
 江戸時代から埋立地であるこのあたりは、隅田川へ出る運河があちこち張り巡らされ、いわば大阪市に対して東の「水の都」ですね。そんな運河が巡るところと古くからの路地裏の通りが残る東京の下町として多くの人に親しまれています。
 しかし、この街も下町とはいえ東京の大都市の一部、オフィスビルやマンションの高層化で街の景観もだいぶ変わってきました。これも時代の移り変わりの中でしかたのないことかもしれませんが、古い人間のひとりとなってしまった私にはちょっと淋しい気がします(^^;。
 今日は、地下鉄大江戸線の勝どき駅周辺から最終的には清澄白河駅まで歩いてみました。私にしては久しぶりの「長距離」を歩いたので、疲れました。でも、汗ばむほどの陽気になった今日は、とても気持ちのよいひとときを過ごすことができました。(EOS 5D)

御存じ、勝どき橋です。
以前は大型の船が隅田川を通るために、橋が中央から跳ね上がっていたのですよ。

佃島方面の高層建築を背景に隅田川を水上バスがやってきます。
パリのセーヌ川を走るプチバトーのように。

運河のひとつ、水門の先は隅田川です。

月島の西仲通り商店街の脇に入ると昔ながらの「路地裏」が何本もあります。
「瞳」もこんなところに暮らしているんでしょう(^.^)。

路地裏でも、ちょっと広い道路でも店や家の前にはたくさんの花が飾られています。

古い建物と新しい建物が渾然一体となっています。

ここからは佃、赤い橋は、「佃小橋」
新旧を象徴する場所で知られていますね。

佃小橋に近づきました。
マンションに銭湯があるんですね。

今日はお天気がよいので、スケッチしている人がたくさんいました。

佃小橋の近くにある住吉神社の屋根、ヒヨドリが止まりました。

住吉神社を運河の方から見ました。
古いものと新しいものの調和がとれている、
とは言えませんが東京の下町は面白い。