2008年06月27日

北鎌倉・紫陽花便り

 もう一度、鎌倉の紫陽花を見たくて行って来ました。梅雨の晴れ間の蒸し暑い一日。それでも、古都鎌倉には、紫陽花を目当てにたくさんの人たちがこの地を訪れていました。そして私もその「たくさんの人たち」のひとり・・・。
 紫陽花で有名なお寺は北鎌倉の「明月院」ですが、何十年も鎌倉に通っていますが、紫陽花の季節に訪れるのはこれが初めて。トップシーズンに行くのは、愚の骨頂、と思ってずっとためらっていたのですが、一度は行ってみないと何とも言えないと覚悟を決めての訪問。ま、それほどのことではないですが・・・(^^;。
 案の定、明月院は途中の道から境内もそこかしこに、人、人、人。当然のことでしたが、参りました。それでも去年の長谷寺のように、数珠つなぎで並ぶような状況ではありません。土・日はどうか知りませんけど。いいシチュエーションでは、人がどうしても入ってしまい、思ったようには撮れません。そのうち、他の人が狙うようなものは撮らなければ、結構、じっくり撮れると思いなおし、紫陽花のアラカルトを撮りました。(EOS 5D)

明月院の近くに通じる水路 こんなところにも紫陽花が咲いていた

明月院境内の茶店

奥には開山堂が見える

最も知られた場所 他の木が山門にかぶっているのとカップルでいまいち

境内はちょっとした紫陽花による迷路のようだ

ちょっとばかり竹林があって敷き詰められた竹の葉がいい感じ

だんだん紫陽花もふつうのカタチではつまらなくなる

本堂の格子窓から紫陽花を見た

この明月院では、こうした季節の花を粋に飾ることがとても上手だ

この花かごも見事である

明月院を出て、通りにこんな案内表示があった
茶せんにホタルブクロとガクアジサイをちょんと活けてある

円覚寺の境内にも少し紫陽花があった

円覚寺山門を緑のカエデ越しに見る

東慶寺で涼やかな光景を見た

浄智寺を最後に訪ね、帰路についた