2009年01月06日

鎌倉正月

 未曾有の金融・経済危機、景気後退が本格化した2008年が去り、2009年はさらに深刻な事態へと進行するのか、それとも回復の手がかりや兆しが見えるのか、見守っていきたいと思います。イスラエルが始めてしまったガザ地区への侵攻が気になります。オバマ政権発足直前に始まったこの戦争が、「究極の景気刺激策」のひとつとして、ブッシュが陰で放った最後の仕掛けのような気がしないでもありません。日本の景気は、アメリカ以上に加速度的に落ち込んでいます。日本では政治家が与野党とも何の役にも立っていません。いやな感じのする2009年の年明けです。
 さて、個人的には耐乏生活の中にあっても、いたってのんびりしたものです。正月の松の内に「撮り初め」でもしようと鎌倉に出かけました。昨年、稲村ヶ崎の夕景を撮ってから、雪をいただいた富士山が見える昼間の稲村ヶ崎を撮りたいと思っていました。ちょっと出足が遅れたか、空はよく晴れ渡っているのですが、富士山方面は雲がかかっていて、少し顔を出していたのを、かろうじて撮っておきました。その他にぷらぷらと歩いて、正月を感じさせる鎌倉のひとこまを、力を抜いて拾ってみました。(EOS 5D)
 本年も緊張感なく、だらりとやっていきますので、よろしくお願いします(^o^)。

まずは江ノ電の長谷駅から稲村ヶ崎駅に向かう

まだ学校も始まらず、平日午前の車内はがらんとしている

1000形というタイプ
いずれ江ノ電を集中的に撮りたい

稲村ヶ崎駅に着いた
駅前の商店には立派な門松が置かれていた

すぐ近くにも松飾りが

海に向かう
坂の下から水平線が高く盛り上がっているようだ

海沿いに犬の散歩をする人が多い
贅沢な環境だ

「真白き富士の嶺」の慰霊碑から富士を臨む
雲が・・・残念

アップしてみました
かろうじて、真白き富士は確認できました(^^;

一富士、二鷹・・・
鷹ではなく、トンビでした(^o^)

稲村ヶ崎公園の頂上
いい感じの松があります

この公園には野鳥がいろいろいますね
これは多分イソヒヨドリ
他にジョウビタキ、メジロなどを見かけました

冬の陽射しを受けた海のきらめき

由比ガ浜方面から稲村ヶ崎を臨む

波除けブロックが気になりました

由比ガ浜では漁船を砂浜に保管している
正月飾りを舳先に施している

番屋の入口にも飾ってある

番屋の屋根にはスズメがひなたぼっこ?している

小船にもこうして松飾りをしている

きらめく冬の海で気の早いウィンドサーファーも
遠くに伊豆大島が浮かんでいる

防砂柵の影が穏やかだ

国道沿いの南国風の店も正月飾りで閉店中

長谷に戻ると、古い商家はきちんと正月飾りをしていた

路地の裏口にも松飾り