2009年03月15日

日向薬師

 今日はもう弥生3月も半ばで、きれいに晴れ上がった日曜日です。菜の花が咲いている厚木市の公園があると聞いたので、行ってみました。しかし、広い公園の駐車場は、10時すぎですでに満車状態、それでも次々に車がやってくる始末。
 ここはあっさりと諦めて目的地を変更し、神奈川県伊勢原市の日向薬師に行くことにしました。
 9月の彼岸花撮影ではしょっちゅう来ていますが、お寺にはたまにしか足を運びません。彼岸花は田んぼのある地域ですが、お寺は山の中。そして、今は何もない季節。しかも、人もさほど来ないところなので、のんびり撮影ができます。お寺の境内をゆっくりと歩いてみました。ちなみに「日向」は「ひなた」と読みます。空気がとてもきれいですよ。でも、杉花粉症の人には向かないですね(^.^)。(EOS 5D)

10世紀ごろの創建とされ、鎌倉時代、頼朝ともゆかりのある寺のようだ

お参りに来るのは年配の方が多い

小さな地蔵尊がたくさん奉納されていた

三椏(みつまた)が優しい色彩を放っていた

今日の陽が眩しい

小さなこの石仏が好きで何度か撮影している

参道の坂道には朽ちた木の根元が静かに主張していた

朽ちてなお美しい

これは現役の木、逞しさで溢れている

山門の仁王象は立派だ
この吽形像は特にいい

気迫に満ちた顔だ

眼光の鋭さがいい