2009年03月29日

東京ビッグサイト周辺

 フォト・イメージング・エキスポ(PIE)2009という写真カメラ関係のイベントが東京ビッグサイトで開催されていたので、最終日の今日、訪ねてみました。もうかなり前にお台場に行ったとき以来、久しぶりに「ゆりかもめ」に乗っての訪問です。PIEそのものには、さして面白みは感じなかったのですが、ビッグサイト周辺の人工的な風景に興味をそそられました。
 この地域は全くの新しい埋立地なので、横浜のみなとみらい地区周辺と違い、歴史的建造物などが点在することなく、当たり前ですが、どこもかしこも新しい建造物ばかりです。未来都市のような様相は、どこか寒々しい光景であり、夢中で撮影はしていたのですが、生理的に受け付けない違和感を覚えました。変貌し続ける大都会東京の象徴なのかもしれませんが、この空間で生活や仕事をするには、抵抗感がありますね。数十年後には、それなりに定着するのかもしれませんが、時代に取り残された私には、あまりにも距離があると感じました。
 それでも、もう少し撮ってみたい気がしたのは、全体を巨大なオブジェと見れば、魅力的なアートとして捉えることができると思ったからです。今度いつ撮りに来るかはわかりませんが、次は違う目で見ようと思います。(EOS 5D)

豊洲駅を出発して、ゆりかもめの車内から河口方面を眺める

ゆりかもめの車内から東京ビッグサイトの会議棟が見えてきた

国際展示場正門駅で降りる
会議棟の背後の太陽に暈(かさ)がうすくできていた

やはり、会議棟は面白い

PIEが開催されていた東展示棟

このノコギリのオブジェが目を惹きます
「問題解決のプロセス」を表現しているとか・・・

ビッグサイトを去り、ここはゆりかもめの「市場前駅」
築地市場が豊洲に移転することを前提にしての名称だ
今は、全く人気(ひとけ)のない無人駅だ

市場前駅で降りてみた
地上へ降りるエレベータの中から

ぷらぷらと歩いてみる
まだまだ土壌を入れ替える作業が残っているのだろう

空き地の枯れ草と近代的なビルとは対照的なイメージだ

駐車場に付けられたタイヤの跡、バイクだろうか
向こうのバスが赤、黄、青と揃っているのが可笑しかった

中央の汚らしい建造物が気になった
晴海小野田レミコンとのこと

市場前駅から豊洲駅まで歩いたことになる
ゆりかもめはここで終点だが、まだ延長の可能性があるということか

東京メトロ豊洲駅の入口
円形の半透過光の屋根が気に入った

再度、ゆりかもめからの光景をもう1枚