2009年05月29日

ムラサキカタバミ

 新型インフルエンザやら何やらで「不要不急」の用しかない私は、街なかに出ることもなく、おとなしくしているうちに騒ぎもとりあえずは沈静化してきたようです。そろそろ撮影でも、と思っているうちに、お天気が悪くなり始めました。
 そんな中、先日実家の庭から何気なく摘んで来たムラサキカタバミの一輪を小さなミルクピッチャーに水を入れて、窓辺に置いていたのですが、4日後の今日も朝になると可憐な花を咲かせるのです。これには、いたく感動しています。茎をぽっきりと折って持ってきた華奢な花が、水だけで4日間も生き延びているのです。夕方になると花をすぼめ、朝になるとまた開きます。それまで、蕾だった花も開き、摘んで来たときより開く花の数が増えています。
 こんな小さな小さな出来事に心が癒され、豊かな気持ちにさせてくれるとは、自然の生み出した生命の力に改めて畏敬の念を抱きました。((^-^)EOS 5D)

最初は、3つほどの花が咲いていました

直径2センチに満たない小さな花は、清楚でいて華やかな雰囲気も併せ持っている

後ろ姿もなかなか色っぽい(*^_^*)