2009年11月26日

丹沢大山の紅葉

 ふと思いつき、神奈川県伊勢原市の大山(おおやま)に行ってきました。国定公園にもなっている丹沢山系のこの大山は、古くから山岳信仰のある山で、神奈川県民にとっては、馴染みの深いものです。東京から通じてきている国道246号線は、元は「大山街道」と言われ、大山詣での道でした。私も小学校のころ、親に連れられ、登ったことがあります。また、高校生のころは健脚大会と称して、学校の恒例行事として大山登りが行われていました。最近では、車で近くの豆腐料理店に入ったことはありますが、山に登ることは久しくしていません。
 今日は、大山ケーブルカーで中間の大山寺駅まで登り、下りを少しばかり歩いてみました。しかし、このケーブルカーの駅に着くまで、階段の参道を登るので、これだけでも私には充分きつい運動です。そして、下りは女坂と呼ばれる比較的ゆるやかとされる坂道を降りるのですが、膝と足首の関節が弱い私には、わずかな山道が長い距離に感じます。それにしても、60代、70代の先輩方は、お元気ですね。紅葉シーズンということもあり、多くの人が大山に来ていますが、その大部分が年金受給世代です。私なんかよりはるかに達者に歩きます。どこへ行ってもこの方たちのパワーには圧倒されるばかり。
 さて、紅葉ですが、今が見頃だと思います。でも、山の中ということで、自然あふれるところなのですが、私にはちょっとイメージが合いませんでした。いいえ、写真など撮っている余裕がなかった、というのが本当のところです(^^;。体をもっと鍛えて、次回は山登りに専念してみましょうか。無理かな(*_*)。(EOS 5D)

車で行けるところまで行って、あとは参道の坂道を登る
古い寄進の石碑が参道のあちこちに見られる

参道の両脇にはみやげもの店が並ぶ
杖をついたおばあさんも元気に登っていく

登るにしたがって、紅葉も鮮やかさを増す

ケーブルカーで中間の大山寺駅に着く
100人まで乗れるケーブルカーは定員いっぱい

終点の阿夫利神社駅を目指す

大山寺の真っ赤なカエデが見事

寺に向かう急な石段は相当きつい

石段を登ると大山寺の本堂がある

本堂内

帰り道、下りの途中に古びて朽ちそうなお堂があった

この石段を降りていくのが、結構つらい

途中、古い石仏あった 少し心が和む

また少し下ると追分社という小さな社があった

ケーブルカーの始発駅まで降りてきたところに、赤、緑まだらなカエデがあった

再びみやげもの店のある参道を下って帰途に着く
この大山ごまで子どものころは、盛んに遊んだものだ