2009年12月27日

泉の森の日曜日

 このところ泉の森によく出かけています。今日は穏やかな晴れの日曜日だったので、午前中から鳥でも撮ろうかと行ってみました。日曜日ともなれば、例の大砲軍団が現れ、カワセミを狙って、一日中、餌場の小池の淵に群がっています。
 季節は、すでに冬。野鳥たちが最も輝きだす季節になっています。じっくり待っての撮影が性に合わない私は、転々と場所を変えて、出くわした野鳥はじめ、猫でも犬でも、ときには人も撮ります。遠くから眺める程度の装備しかないこともあって、無我夢中に撮るのではなく、達観して撮っている感じでしょうか。昼を軽く済ませ、午後も続いて、泉の森にいました。午後の風が少し冷たさを増してきたところで、足も痛くなってきたこともあり、引き返したのでした。何と言うほどのことはない平凡で穏やかな時間を過ごすことができました。(EOS 5D)

コサギのまとう純白の衣装はシンプルで美しい

気ぜわしいメジロが木の葉の間を飛びまわっている

コゲラは木の芽を次々とついばんでいく

ハクセキレイもなかなかひとところにいたことがない

大砲軍団から離れたところ、一人でカワセミと出会った
綿毛になって飛んでいくガマの穂の上にしばらくいてくれた

池の周りの大砲軍団
ご本人が楽しければ、それでいいのだが・・・

私はこんなたわいもない写真を撮って楽しんでいる
陽だまりでこよなく、くつろいでいる

通りすがったおばちゃんがかまうと、あま噛みしていた

今度は自分より小さい犬が寄ってきた
このあと小犬に猫パンチのおどしをかけていた
裕福な家庭の小犬とでは、「格」の違う貫禄あるノラの誇りだ

老いた犬が、もう歩けない、とぺたりと座り込んでしまった
やさしいご主人は歩き出すまで、じっと待っていてくれた
平和な泉の森の一日である