2010年07月18日

梅雨明け後の空

 17日(土)に多くの地方で梅雨明けしました。しかし、ゲリラ豪雨で被災した地域の方々の不安は続き、復興へのたいへんな苦労が課せられますね。自然に打ち勝つ能力は人間にはない、と早く気づき、何とか自然と妥協できる暮らし方をさぐるしかないのかもしれません。それもかなり手遅れになっている現状では、それでも次世代への徹底した教育の見直しから始めるのが、急がば回れ方式で有効な手段のひとつかと思いますが。
 200年前から現在に至るまでの、地球の変容はすべて人間の手でなされた出来事です。加速度的に地球は人間に吸い尽くされ、気がつくと何も残っていない。裸になった森林と泥沼のようになった海にはもはや生き物たちの循環作用がはたらくこともないでしょう。もちろん今のわたしたちも少し前に進みたいですね。力ずくではない、いい方法がきっとあると信じたいと思います。
 梅雨の明けた空は、美しかった。こんな空を見せてくれる自然に感謝したいですね。(EOS 5D)

昨日(17日)午後7時すぎの空
自宅のベランダからの撮影
半月間近い月がぼうっと浮かんでいた

今朝(18日)、午前10時前、やはり自宅ベランダ
すじ雲が高い空で絵筆を刷いたように現れた
夏は来ぬ