2010年09月26日

日向薬師の彼岸花

 彼岸花を狙っていたのですが、お天気が今ひとつの日々が続いてしまいました。ようやくすっきり晴れた日曜日の今日、朝早く神奈川県伊勢原市の日向薬師周辺の田んぼへ行ってきました。メインの田んぼは現在ではすっかり整備されてロープを張って誘導される道筋ができているコースになっています。もちろんたくさんのカメラマンがすでに来ています。一応はここでも撮りましたが、今回はカメラマンがほとんどいないその他の田んぼも見て回りました。
 やはり、彼岸花はもともと農業とともにある花なので、大きな公園で鑑賞用のために大量に植えられたものと違い、田園風景の中に溶け込んでいる姿が自然で美しいと感じます。ありふれた風景なのかもしれませんが、幼いころ身近に田んぼがあり、彼岸花が咲いていた私の原風景がこの日向薬師の田んぼと重なり、とても心地よいものとなっています。いずれまた何か心地よい風景を求めて歩き回りたいと思います。(EOS 5D)

ちょっと木陰になっているところに群生していた

毒々しさと華やかさの二面性をもった彼岸花は美しい

メインの田んぼの様子

ここでは稲はすっかり刈られて、組まれた稲架にきれいに干されている

赤い帯から外れてぽつんと咲いている

朝の早いうちはよく晴れた

農家に続く細い道
柿の木が早くも実を落としていた

ここの稲架も実に見事に整然と干されていて、美しい

すぐ近くには丹沢山系の大山が姿を見せていた

稲刈りが済んだ稲束を干す作業を夫婦ふたりで黙々と行っている

近くにコスモスが咲いていた
クロアゲハがひらりとやってきた

いまひとつだが、舞ってくれた