2010年12月19日

神奈川県庁本庁舎

 今日はもしかして、この冬一番の寒さではないでしょうか?少なくとも、寒がりの私はそう感じました。ということで寒さ対策をして、電車で神奈川県庁のあるみなとみらい線日本大通り駅まで行きました。実は、日曜日である今日だけ、神奈川県庁本庁舎の一部が一般公開をしていたのです。
 昭和3年に建築されたこの庁舎は、慶応4年の運上所から初代県庁になったものから4代目だそうです。ちなみに、隣りの敷地に新庁舎(昭和41年築)があります。議場や知事室、屋上などが見学でき、ふだんは通り過ぎるだけの県庁舎ですが、すっかり見物客モードで、じっくりと写真も撮りました。
 建物そのものは、今ひとつ華がないのですが、屋上からのみなとみらい周辺の風景はいつもとは違うの新鮮な気持ちで接することができました。また、他の建物でもこうした特別公開があれば、足を運んでみたいと思います。(EOS 5D)

日本大通り側(南東側)が本庁舎の正面入口だ
イチョウの葉が一部残っている

表札の県庁の旧字体に味がある

正面玄関を入ったところ

3階の大会議場、かつてはここで県議会が開かれた
今も何かと使っているようで、机や椅子が新しい

このシャンデリアは当初のものではないようだ
天井がお寺の格天井なのも和洋折衷をうかがわせる

議場の後ろの方にあった天井ライトが気に入った

階段、廊下付近

一部中庭風になっているが、表から見えないのであっさりしたものだ

ここは知事室、ここで実際に松沢知事が執務している
「運と愛嬌」と自書の座右の銘が掲げられている
運と愛嬌、そうですか、ね(*_*)

なぜか、古いドアノブと締切のプレートが印象に残った

屋上に出た
これは相輪もある和風の塔のイメージで、帝冠様式というそうだ

海側の横浜税関の塔が見える
キング(県庁)とクイーン(税関)のツーショットだ

塔のこの部分はライト様式と言われる焼き物(テラコッタ)だ
帝国ホテルなどを設計したフランク・ロイド・ライドのこと

海岸通り方面

クイーンと赤レンガ倉庫
このショットは夜がよさそう、でも、夜間公開はしないだろう

大さん橋と象の鼻地区
手前の高架式の歩行者道はかつての汽車道だ

神奈川県民に馴染みのシルクセンター
かつて横浜が生糸の輸出で栄えたころの名残だ
手前の洋館の屋根は横浜開港資料館

横浜三塔のもうひとつ、ジャックこと横浜開港記念会館
もう少し右に寄りたかったが、屋上右手が立入禁止だった

ちょっと望遠で

これは地上から部分的に

左手の方から撮った

神奈川県庁よりも古い時代の建物なので、華やかさがある

ここも今度は内部も撮ってみたいところだ