2011年01月07日

鳥撮り

 今日も鳥撮り(とりどり)です。やはり、泉の森です。この季節は貴重なので、つい連チャンしてしまいます。今日のメインはメジロでした。誰かが公園の桜の木にミカンやキウイフルーツを挿してあって、小鳥撮影の餌場をこしらえてありました。自宅の庭ならいざ知らず、あまりこういうヤラセ的なのは好みではないのですが、食料が減っているこの時期では、小鳥たちが多少の危険を冒してもやってくることはわかっていますので、つい私も便乗してしまいました。他に撮影者はいなかったので、撮り放題。4~5メートルほどの至近距離でバシバシ撮りました。
 人が行き交うこうした公園で食料を求める野鳥たちは、何らかのかたちで人間に依存しています。ハトやスズメ、ヒヨドリ、カモ、そしてカラスやノラ猫にまでエサを毎日のようにあげる人もいます。そういう光景を傍から撮影する私のような不埒者もいます。不自然といえば不自然ですが、これだけ深く人間が関わっていると、すべて含めて都市近郊の自然とも言えます。もし人間がこの公園に全く立ち入らなくなったら、かなりの野鳥たちはこの公園から撤退することでしょう。人間は多少人工的な自然の中で野鳥たちに接することで癒しを受け、野鳥たちも人間から直接、間接的にエサや棲家を与えられる、相互依存関係という感じでしょうか。また機会を狙って、鳥撮りに行ってみます。(EOS 5D)

ミカンを半分に切って枝に刺してある
メジロが頻繁にやってくる

他の木の実よりはるかに甘くておいしいはずだ

カメラ目線でこっちをちゃんと見て警戒している

今回は全部で3羽いたが、同時には2羽だけ写せた

キウイフルーツも好物のようだ

この角度で顔を見るのはやめた方がよさそうだ

おっと、こんな位置から失礼しました!

こんな絵づらが一番落ち着くところか

ちょっとメジロ、多すぎましたね(^^;

こちらはコゲラ
小さなキツツキだが、木を突付く音はよく響く

シジュウカラも餌場を狙っているがメジロの方が図々しいので近寄れない
この小さな目とちょっと寂しそうな姿が可愛い

ようやくメジロも去ってキウイにありつけた